七月七日は七夕。
一年にたった一度、この日に織姫と彦星が出会えるという逸話で知られていますね。
そんなロマンチックな日に、夜空を見上げて星を探しながら飲むのにピッタリなワインをご紹介します。
ベガ/ アルタイル
まずは日本の新潟県にあるワイナリー、フェルミエから2種類の赤ワインをご紹介します。
まずは赤いエチケットの「ベガ」。
ベガは、こと座α星、こと座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つで、七夕のおりひめ星(織女星・しょくじょせい)として知られています。まさに七夕にピッタリのワインですね。
北海道余市産のカベルネ・ドルサとカベルネ・ミトスをブレンドしています。ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、ブラウフレンキッシュ10%、ドルンフェルダー40%。
滑らかなタンニン、果実味、酸のバランスが良い赤ワインです。
そして、彦星を指すのがベガとともに夏の大三角形を描く「アルタイル」。
こちらは北海道余市産のカベルネ・ドルサ、カベルネ・ミトスに加えて、新潟県産のカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがブレンドされています。
優しくエレガントな味わいが特徴です。
セレステ・クリアンサ
続いて、「キング・オブ・スペイン」として知られる名門ワイナリー「トーレス」がスペインの銘醸地リベラ・デル・ドゥエロで造る赤ワインです。
「CELESTE セレステ」とはスペイン語で「天空」「空色」を意味しています。
この「セレステ・クリアンサ」に使用されるブドウの畑が標高約900mという高地にあり、そこから望む満天の星空の美しさにちなんでこの名がつけられました。
高地がゆえの昼夜の寒暖差によって凝縮感が増したティント・フィノ種(テンプラニーリョ種のシノニム)のブドウを使用し、フレンチオークとアメリカンオークで12ヶ月熟成。さらに6ヶ月の瓶熟成を経て出荷されており、凝縮感と熟成感からくるボリュームと複雑性が楽しめる一本です。
アルファクルーシス タイタン シラーズ
最後はオーストラリアのマクラーレンヴェイルにあるワイナリー「チョークヒル」の赤ワインです。
チョークヒルは南オーストラリア州で6代に渡りブドウを栽培している家族経営ワイナリー。
フレッシュで純粋な果実、活力を感じられるようなワインを造ることにこだわっています。樽を使用した発酵や熟成などの複雑味が増す醸造技術は、味わいのバランスを取る目的で最小限行い、現代的なスタイルのワインに仕上げています。
「アルファクルーシス」は南十字星でワイナリーのなかでもひときわ輝くアイテムであり「タイタン」は大柄なワインという意味です。
みなさんは短冊にどんな願い事を書きましたか?
私は「世界のワイン産地に旅できますように!」と書きました!
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