Winery: Marc Tempe
Grape Variety: 60% Riesling, 40% Pinot Gris
Region: Alsace, France
Importer: ディオニー株式会社
Appearance
Intensity: deep
Color: yellow
Nose
Intensity: medium(+)
Aroma characteristics: green apple, yellow peach, honey suckle, petrol, truffe, toast, cashew nuts, macadamia nuts, dried bonito broth(鰹出汁)
Palate
Sweetness: dry
Acidity: high
Alcohol: medium – 13.5%
Body: medium(+)
Flavour intensity: pronounced
Flavour characteristics: same
Other observations(e.g. oily, creamy, austere, lusciou, pétillance): oily
Finish: long
Winery Information
ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225~260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。
「マルク・テンペ アンヌ」は、リースリングとピノ・グリを9月に収穫しプレス後、フードルで24ヶ月発酵・熟成し21年9月に瓶詰めしました。
Technical
栽培/認証:ビオロジック ビオディナミ/エコセール デメテール
土壌:砂 粘土 泥灰土
標高・向き:300m・南東
面積・収量:0.23ha・54hl/ha
品種(収穫/樹齢):リースリング60%、ピノグリ40%(手摘み/平均50年)
酵母:自生酵母
発酵・熟成:9月収穫/空気圧式搾、フードルで24ヶ月間発酵・熟成
無濾過・無清澄、残糖:2.7g/L
SO2:少量添加 トータル:93mg/L
memo
アルザス品種は好みな一方で、実際にアルザスのワインをこれまで多く飲んできたわけではないので、リースリングとピノ・グリの混醸というアイデアにはいささか驚いた。リースリング単体だと個性が強すぎ、ピノ・グリ単体だとどこか物足りない・・・という2つのキャラクターをうまく昇華しているように思った。
華やかさはあるものの、どこか鰹出汁のようなしみじみとした美味しさが感じられてホッとする優しさ。
この造り手の他のワインもぜひ飲んでみたいと思わされた。
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