コンコードの収穫(長野県塩尻市・2023年9月23-24日)

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先週末に長野県塩尻市の111vineyardでコンコードの収穫をお手伝いしてきました!

111vineyardの畑は塩尻駅から南西方向に約4kmほどのところにあります。

普段よくお邪魔しているのはメルローやシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどが垣根仕立てで植えられている畑ですが、今回はそこから100mほど下ったところにある棚仕立てのコンコードを収穫します。

コンコードは、アメリカ合衆国原産のブドウの一種であるラブルスカ種(別名:fox grape)の栽培品種のひとつ。粒の大きさは2cm程度と大きめで、濃い青や紫色の果皮を持つ黒ブドウ品種です。表面は白っぽい蝋果粉(ブルーム)で覆われており、種子は大きく、果実は濃厚な香りを持ちます。

果皮が簡単に果実から剥けることから、スリップスキン(slip-skin)という品種に分類されます。

ワインのほか、生食や果汁飲料などにも加工されています。


棚の高さは推定160〜180cm程度で、身長157cmの私にはとても作業のしやすい高さです。

背の高い男性は少しかがむ形になるので、長時間の作業による体の負担は大きそうです。


棚のブドウは房の数も多く、垣根ほどひとつひとつ丁寧に手入れすることはしないので、時々ワイヤーに蔦が絡まってしまっているものもあるため房を外すのに一手間かかることも多々ありました。(手間がかかりそうな房はあとで私たちがやるので放っておいていいですよ、と111vinyardの川島夫妻におっしゃっていただいたものの、やはり気になって取りたくなってしまいます。笑)

また、コンコードの特徴なのか棚仕立ての特徴なのか、房から果粒が簡単に落ちてしまいます。

丁寧に優しく持っても、どうしても落ちてしまう…。

収量を減らしてしまっていないかヒヤヒヤしながら作業しました。

今年は雨が少なかったので病気にもかからず出来は上々、との言葉通り、黒々と美しい房がたわわに実っています。

とはいえ、果粒が破裂しているものもあります。

収穫作業では房を切り落とす他、一次選果といって切り落とした房から不要な粒などを取り除く作業をします。この一次選果で、破裂した果粒や未熟な緑色の果粒を取り除いていきます。

前述のとおり今年は病気がなかったので、取り除いた粒はそのまま足元に落としてOK。

病気にかかっている場合は、バケツなどに入れて隔離して処分する必要があるので余計に手間がかかります。(果粒についている病気はそのまま越冬してしまい翌年のブドウ樹に病気を移してしまうため、畑に残さず処分する必要があります。)

1日目は午前11時頃から収穫作業を始めて(現地のみなさんはもっと朝早くから作業されていました)、15時半過ぎに解散。途中、小雨がぱらつき秋らしく澄んだ涼しい風も吹いて肌寒く感じました。1日で800kgものコンコードを収穫しました!

2日目は打って変わって温かい秋の日差しが感じられる晴天。幸い、棚の下なので日陰も多く、ある程度暑さも和らぎます。

とはいえ、まだまだ残暑もある中、蚊もたくさん飛んでいました。
蚊取り線香を炊いて虫除けスプレーもして、きっちり長袖長ズボンでの作業です。

たまたま過ごしやすい日になりましたが、3日前ならさらに残暑の厳しい状態が続いていたところでした。私たちは天候に恵まれて非常に幸運でした。


2日目も800kgの収穫をしなければなりませんが、なんと今作業している畑では目標分の重量に達しないことが途中で判明!私は早退してしまいましたが、残ったメンバーで別の畑に移動してなんとか目標量のコンコードを収穫してくれたそうです。

ここで収穫したコンコードは福岡に一昨年できたばかりの都市型ワイナリー「博多ワイン醸造所 竹乃屋」に送って醸造されるとのことです。2月には新酒としてリリースされるそう。とても楽しみです。

「ここの畑の収穫作業は特に大変で…」とおっしゃる川島さん。
少しでもその苦労を体験することができてとても充実した時間になりました。

川島さん、塩尻ワインサークルのメンバーのみなさん、本当にお疲れ様でした!

2日目の参加メンバーで記念撮影

111VINEYARD
自然溢れる信州塩尻。 銘醸地で栽培され醸されるワインは 芳醇で濃厚な美しいワインとなります。

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