真夏のBBQ @ 大田区多摩川

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梅雨の気配が少しも感じられない今年の夏。

炎天下の中で、ワインを楽しむBBQを実施しました。
会場は以前にお花見ワイン会を開催した大田区のマンションのお庭です。

私はワイン係としてワインの調達とサーブを担当しました。


BBQでのワイン選びのコツ

BBQで飲むワインというと、パーティ感のあるシャンパーニュやお肉と合わせるためのしっかりめの赤ワインを想像する方も多いと思います。確かに、屋内やテラス席の涼しい環境で、きちんとしたワイングラスを用意して楽しむ場合にはそれが良いでしょう。

しかし、今回は真夏であること、完全に屋外であること、家主の方もBBQ場の扱いに慣れていないこと(=何が起きるかわからない、上手くいかないことが多いと予想)などから、以下のような方針でワインやワイングラスを用意しました。


ワインの選び方

  • とにかく暑いことが予想されたので、すっきりと飲めるスパークリングワインと白ワインを中心にワインを選ぶ。
    バリエーションを豊かにするために赤ワインも入れるが、重いタイプではなく軽いタイプを選ぶ。
    また、白ワインの中でもバリエーションを意識する。(産地やブドウ品種、スタイルなど)
  • ペアリング(お肉が多いから赤ワイン〜など)を重視するのではなく、単体で飲むことを想定したラインナップにする。お肉に合うね!よりも色々飲めて楽しいね!を目指す。
  • 適温で提供できないことを考えて、デリケートなワインは避ける。コスパの良いカジュアルなワインを用意する。

ワイングラスの選び方

  • 万が一割れても悲しくならないもの
  • むしろ割れないもの

ということで、今回は3種類のワイングラスを用意しました。3種類になったのは、単純に数が足りなかったためです。できれば全員同じタイプのワイングラスが望ましいです。


トライタン(樹脂製) ワイングラス


一種類目はトライタンのワイングラスです。樹脂製のため、万が一落としてしまっても割れる心配がありません。持ち運び用のバッグも付いているので便利ですよ。
私はこのバッグにソムリエナイフやアンチオックスを入れていきました。

難点を挙げるのであれば、やはり口当たりでしょうか。
厚みがあるのでどうしても口当たりはイマイチになってしまいます。


INAOグラス


もうひとつはワインスクールの授業などでも使われる国際規格に即したINAOグラスです。高さが少なくボウルのサイズも小さいため、6脚運んでもかさばりません。テイスティンググラスとしては間違いないチョイスなので、ワインを評価するのには最適でしょう。

本物を見たことがある方ならイメージがつくと思いますが、一般の方が想像するワイングラスよりはかなり小ぶりな印象かと思います。そのため、写真映えの観点からはあまりウケがよくないかもしれません。

とはいえINAOグラスは何脚持っていてもいいので、ワインを勉強している方は機会があれば買い揃えておくと良いと思います。


DAISO うすぐらす285ml

最後はこちら、100円均一ショップ「ダイソー」のタンブラー型のグラスです。

実はダイソーのタンブラー型のグラスはワイン愛好家の中では知る人ぞ知る銘品として知られています。特に500mlサイズのものは某有名ワイングラスメーカーのタンブラーグラスに引けを取らないパフォーマンスで注目を集めていました。

500mlサイズのものはしばらく欠品していて、ここ1〜2年は同じものは出ていません。たまに同じ型かな?と思うものでキャラクターのデザインなどがあしらわれているものを見かけることがあります。(最近ではディズニー100周年のデザインの入ったものが販売されており、購入すべきかかなり迷いました。)

私が持っているのは同じシリーズの小さいサイズの285mlのものです。前回のお花見ワイン会のときに購入しました。サイズが小さいため香りの滞留はやや控えめかなとは思いますが、その分コンパクトで運びやすく、気軽な気持ちでワインを飲むにはアリだなあと思っています。

購入からまだ3ヶ月ほどですが、すでにダイソー全店で在庫切れのようです。買っておいてよかった〜!


ワインの半数はビコーズワイン

現在ワインインポーターFiradis(フィラデス)が展開する「ビコーズワイン」シリーズのアンバサダーを務めている関係で、せっかくならこの機会にビコーズワインを全種類飲んでみたい!と思いフィラデスさんからワインを送っていただきました。

一度に全種類(10種類!)を飲んでみたかったのですが、全員が同じワインを飲んで楽しむためには1種類2本が必要。さすがに20本は多すぎるので、選りすぐることにました。

今回ご用意したビコーズワインは以下の4種類です。

この日一番よかったのはやっぱりスパークリングワイン。最初に飲んだのでまだしっかり冷えていたのもよかったです。

スパークリングワインはもう一種類、スペインのカバも持っていったのですが、こちらもあっという間に飲み干してしまいました。


MVPはインドミタ シャルドネ

私が一番印象に残ったのはチリのインドミタ シャルドネ!

・・・といっても、とにかく暑くててんやわんやだったのでテイスティングコメントを残すこともできませんでしたが・・・。

温度が上がってしまっていましたが、それでもパワフルな果実味と高い酸味のバランスが素晴らしく、屋外でワインを楽しむには良いコンディションとは言えない中でも魅力的な風味を呈しておりました。

願わくば自宅でゆっくりリベンジしたいです。



桃のようなワイン?船橋コックワイナリー デラウェア

参加者の方から好評だったのは船橋コックワイナリーのデラウェアです。

「かおりさん、さっきの白ワインをおかわりほしいな!あの、桃みたいなやつ!」と声をかけられたのが大変印象的でした。

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にごりがあって、旨味やコクが感じられたのでしょうね〜!


ということで、とにかく忙しくてゆっくり飲む暇もありませんでしたが、たくさんのワインをみなさんにご紹介できて楽しい一日でした!

重宝していたmottoxさんのロゴ入りソムリエナイフを紛失してしまったことだけが悲しかったです…!

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