オーガニックワインの生産地・シチリア島「トラーパニ」

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シチリア島西部、ヨーロッパ最大のワイン産地である「トラーパニ」。海抜400メートルに位置し、典型的な地中海気候で、風通しがよく虫もつきにくいため、自然にオーガニック栽培が実現できているブドウ栽培にとても適した素晴らしい環境です。

このトラーパニに2つの畑を持つのが、こちらのワイン生産者Possente(ポッセンテ)。

小さな家族経営の生産者で、ワイン造りに関するあらゆることを自分たちの手で行っています。

こちらの白ワインに使われているブドウ品種はグリッロ。
グリッロはシチリア州の土着品種であり、最高級品種のひとつとされています。

グリッロの名前の由来はシチリアの方言で「種」を意味するグリッリ。
グリッロの栽培はシチリア西部に限られており、 グリッロから造られるワインは、レモンやハーブのような香りとさわやかな酸を持ちます。


おすすめのペアリングはグリル野菜、白身魚のカルパッチョ、サラダチキン、ペペロンチーノとのこと。そういえば、先日飲んだシチリア島のネロ・ダーヴォラの赤ワインはトマトや茄子にぴったりでした!このグリッロの白ワインもさっぱりとした夏野菜と相性が良さそうですね。

有機栽培に適したワイン産地といえば、フランスのアルザス地方やラングドック・ルーション地方、あるいはチリなどがまっさきに思い浮かびますが、これからはシチリア島のワインにも注目していきたいと思います!


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グリッロ ノンフィルター[白]
香りは力強く持続性があり、フルーティーでフローラルな香りとシトラスフルーツのノートがある。味わい、ふくよかで柔らかく、時間が経っても素晴らしいバランスと風味を保っています。瓶詰め時のフィルタリングなし。  

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